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また、社会的・文化的な環境においては、経済的な豊かさや安定、社会的関係や家族の存在などが幸福感に関連していることが分かっています。

私(人間)

「経済的な豊かさや安定」とはどういうことでしょう?
生活するのに月に100万円でも足りない人はいます。
同時に、生活費が月10万円でも満足できる人達もいます。当然、月に100万円でも足りない人は、豊かさを感じられなく、安定もないのでしょう。

逆に月10万円でも満足できる人達は、経済的な豊かさや安定も感じているのでしょう。

という事は、収入が多い少ないとは関係なく、収入より支出を減らし、その残ったお金を自分が幸せだと感じられる「もの」に使ったりすれば、経済的な豊かさが幸せにつながるのではないのでしょうか?
人によってはお金を貯めたり増やしたりすることに幸せや安心を感じられるのかもしれませんが、収支のバランスを取り余分なお金を生む。更に「その余りのお金をどう自分の幸せに結びつけるか?」、そこに「経済的な事からくる幸せ」がある事は確かなようです。

もちろん、借金したお金を使っても「全然、幸せだよ」と言う方もみえるでしょう。(笑)

次に「社会的関係や家族の存在」はどうでしょう?

例えば、単身者よりも配偶者がいる人は、「幸せ」を相手と共有できるので、「幸せを感じるもの」は単身者よりも大きく感じられたり、多く感じると思われます。しかし、その一方で、相手がいる為に束縛されたり、自分の都合だけでは決められない不自由さ、意見の違いなど、「不都合」とも取れる事も増えるのではないでしょうか?

更に子供や親との同居など、家族が多ければその分、時間やお金、不安、心配事や厄介な事、責任や義務なども増えるでしょう。そして同時に、家族がいなければ味わうことが出来ない幸せも多くあるでしょう。

このことに限らずあらゆるものは、リターンが大きくなればリスクも増えるのは当然のことです。
その上で社会的な立ち場や関係、家族の構成など「自分に合ったものは何か?」を知る事と、他者と比較せず「私は私」と、常に自分のスタイルを形成していく事が幸せにつながるかもしれませんね。