「将来のことを考えずに好きなことばかりしていると、後で困ってしまうよ」と、子供の時に当たり前に捉えられていた「アリとキリギリス」のお話も、大人になってもう一度読み返してみると、色々と考えさせられることがあると思いませんか?
受け取り方は様々なはずです。例えば、西洋のパターンの所で書いた「やりたい放題やって困ったら、我慢して真面目に頑張ってきた人に泣きついて助けを求める。」
このような捉え方だけじゃなく、元々セミでもキリギリスでも、歌う事が仕事かもしれません。
それと同じように、アリもまた食料を集める事が仕事かもしれませんよね?
どちらも自分の「習性や本能」(人間で言えば自分の本心)に従い「精一杯生きてきた」、そう捉える事も出来るかもしれませんよね?
「他者への思いやりと許す心」「人生全ては自己責任、自分で蒔いたものは何れ自分が狩り取るしかない」「今を楽しんでいれば後悔しない。たとえ死ぬ時でさえも心に余裕がある」。
うーん、3つのラストがあると知れば、更に色々と考えも広がり、「何が正しい生き方で何が正しい教えとは言えなくなってしまう」と思うのは私だけでしょうか?
さて、あなたならどのラストを選びますか?(笑)