「ウォン!ウォン!ウォン!ウォン!」

猟犬が吠えます。
その猟犬の飼い主である猟師が駆けつけてきました。

「どうしたんだ? 何か見つけたのか?
あれはキツネじゃないか!
よしっ!行け!」

猟師は猟犬を駆り立てました。

「ウォン!ウォン!ウォン!ウォン!」

猟犬がキツネに飛びかかろうとします。
キツネは必死に逃げました。