今回は「免疫」のお話です。
まずは、こういった知識に慣れていない人でも解りやすいように簡単に説明していきますね。
とは言え、活字も苦手な方もみえますので、この免疫のページは細かく分けて書いていきますね。

病気を引き起こす病原体には原生動物や細菌(動物性)、真菌(カビ、植物性)、ウィルス等があります。

 

これらは大きさも異なり、ウィルスは細菌の約50分の1程度の大きさです。
また、細菌は適度な栄養や水分があれば自分で増殖できますが、ウィルスは自分の力だけでは増殖できません。
ウィルスには細胞が無いために、人や動物の細胞を用いてどんどん増殖していきます。

ふだん健康で何も起こらないと、「免疫の働き」に皆気づきもせず、感謝もせず、日常生活を送っています。
しかし、私たちの身体を「免疫」が常に病原体から守ってくれて、病気にならないようにしてくれているのですね。こんなところでも、あなたは常に「目に見えない力に守られている」ってことですね。

人間の免疫には二種類のシステムがあります。それが異物に対して自然に反応する「自然免疫」と、出会った事のない異物に対しても反応できる「獲得免疫」です。更に獲得免疫は、一度ウィルスなどに感染するとその情報を記憶しておき、約30年間守るシステムとなります。