この他にも、目には見えないが身体を守ってくれているものたちが色々と存在しています。
免疫系の中ではNK(ナチュラルキラー)細胞が身体の中を駆け巡り、異常がないか常に監視してくれてます。(マクロファージも監視してくれています)
この細胞はウィルスに感染した細胞などを発見すると、ただちに処理に向かいます。
他の細胞のように指示を必要としないため、単独で速やかに攻撃を仕掛けることができるのです。
殺し屋の中でも生まれついての殺し屋ですね(笑)
故にウィルスが侵入しても、このNK(ナチュラルキラー)細胞が強ければ敵を弱められるので、先程述べた免疫たちも戦いやすくなります。食べて、分解して、設計図を作り、そして記憶しておき、ウィルスに感染しない、もしくは重度化しないで軽症にする身体になります。
ここでは「生物の講義」ではないので、とても雑に簡単に説明してしまいましたが、まずは免疫を強める事。
特にNK(ナチュラルキラー)細胞を強める習慣がウィルス感染にも有効ではないかと考えられます。
また、人の身体では1日に約5000個ものガン細胞が作られていると言われています。身体が正常に機能していれば、ナチュラルキラー細胞やマクロファージ、更にキラーT細胞などが常に健康な身体を保つ為に監視してくれています。
ガン化した細胞を見つけた場合も常にガン細胞を排除してくれています。
NK細胞は、ガン細胞への攻撃にかなり効果があることも解っています。既に一部の医療機関では、ガン治療の臨床応用も試みられています。