高収入、多くの資産や多くの貯金、高い学歴、高い知能指数、綺麗な容姿、権力や名声、人気など・・・

しかし、こういった誰もが認めちゃうものを持っていることと「幸せ」になることは別問題です。
ある意味、「幸せになる」という「言葉自体」が幻想と言うか、「思い込もうとしているもの」ではないかとも思います。

しかし、「幸せを人より多く感じる」、これは誰でもできます。結果、他者から見れば「あの人っていつも幸せそうだね」と見られるかもしれませんが、ただそれだけのような(笑)。

単純なものには、美味しいものを食べれば幸せを感じたり、好きな音楽やドラマ、映画、本、コンサートなどで幸せを感じたり、好きな異性や友達といる時には幸せを感じたりして、セロトニンやドーパミン、時にはオキシトシンやエンドルフィンという幸せや安心、快感を感じるホルモンが出て幸せを感じられるでしょう。

でもこれらも単発ですよね。それに触れていなければ出ない(幸せを感じない)なんて事にもなります。
では、これをもう少し長続きさせるにはどうすればいいか?これも簡単そうです。

脳が「ある目的」に向かっていく場合、その目的を果たさせる為には報酬が必要になります。
「目的を達成できることに期待を感じて」行動すればドーパミンが分泌されます。たったこれだけ。

それなら先程言った単発で終わってしまうようなものでも、目的を持って少しだけ計的を立てて行動すれば長続きするのでは?なんて思ってしまいます。

例えば好きな異性や好きな友達といる時には幸せを感じる人なら、行き当たりばったりで行くところを決めるんじゃなくて、今度はあそこに行こう、ここで食事しよう、こんな景色を見に行こう、こんな話をしよう、なんて情報を集めたり妄想したりする。
まだ「会う」という目的は達成していないから、ドーパミンなんかは出やすいはず。幸せやワクワクを感じられます。
美味しいものを食べてる時が幸せな人なら、一人で計画も立てれるし妄想を描く時だって一緒に行く人を気遣い「あの人はこれ嫌いだよな?」なんて思わなくていい分、なんだって妄想を描けます。

何かしら目標や目的、何でもよいがこれらをもって行動をしている時のほうがワクワクしたり幸せだという事になります。

要するに、「ワクワク」や「幸せ」を感じれる仕組みを自分自身でつくってやる。これだけです。ただし一つだけ注意点があります。それは結果にこだわらない事です。こだわると全てが反転しちゃいます。
例えば上の例なら、あれだけ色々考えて計画したのに友達とささいな事でケンカしてしまい「行くのは止めておけば良かった」とか、美味しい美味しいって評判だから行ったのに「たいして美味しくなかった」「近くのお店で充分だったよ」などなど(笑)

でも、よく考えたらそれまでは幸せな時間を過ごせたんだから得したんですよ(笑)
結果に目が向き過ぎちゃうと幸せを感じていた過去の事さえ反転させて不幸せにしてしまったりします。そんなのもったいないですよね?

この世の中は常に思いどうりにならないものと思いどうりになるものがあるんじゃないかなと思います。自分がコントロール可能なものと他者が関与してコントロールできなくなってしまうもの。コントロール可能なものに幸せを感じれれば幸せも長続きしそうですね?いかがでしょうか?