ドライビング

常に結果を重視して自ら実行する事を好むタイプです。

自らが行動する事や決定を下す事、直接的に何かを成し遂げることを好む傾向がある人がドライビングタイプです。

他者に指示を出す事やコントロールする事を好む傾向がある一方、逆に他者に指示されたりコントロールされる事を嫌います。このような傾向から目的遂行重視となり、過程より結果を重んじるところがでてきます。
結果を出す事に固着していれば、当然、人間関係より仕事を優先してしまいます。
これが行き過ぎれば人を信用できなくなってしまうところが出てくるでしょう。
自己主張は強いが感情を表に出さないタイプなので、この方のツボを押さえるまでは取扱いが他のタイプの人より難しいかもしれません。

このタイプの方への対応としては、論理的に無駄のない素早い対応を常に頭の片隅においてコミュニケーションをとる必要があるでしょう。
また、情に訴えることより論点を絞りそのメリットや目的を訴える。それをした後の結果を明確に素早く伝えるコミュニケーションが有効でしょう。

 

エクスプレッシブ

自分の意見を主張する事に長け、そのため熱量もあってお喋りな人です。
その事から感情表現も豊かになり、感情を他者に伝えることも得意です。

周囲から注目されることを好む傾向があるので、その場の雰囲気を読み取り、周りの雰囲気に合せる事が出来ます。その為にノリが良い人という印象を持たれます。
また、注目を集めたい欲求が常にあるので、新しいことやトレンドにも敏感にアンテナを張っています。
変化や混乱には強く、理屈より直感を重視するので迅速な行動ができるのですが、すぐに新しい事に目移りしやすく、飽きやすい傾向もあります。
また、自己主張を強くする反面、人の意見や考えも常に気になってしまいます。
その為、どうしても計画通りに動くのが苦手になる特徴を持ちます。

この方への対応は、共感をしながら話を聞く事と、「それは初めて聞きました。新しいものですね?」と対応したり、逆に「この事は、まだあまり知られていない新しいものなんですが」のようなキーワードを取り入れると会話がしやすくなります。
「新しい」以外に「面白い」「楽しい」などのキーワードも会話に盛り込むと良いでしょう。 禁忌は「誰かもやっている」「どこかでもやってた」など、「もう既にやってますよね」的な会話は好ましく思われないので避けたほうがよいでしょう。